keyball39の親指キーをGravity Keycapsに変えて劇的にタイピングがしやすくなった

以前岐阜まで行って購入し、初めて作った自作キーボードkeyball39を今でも愛用しています。

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これはトラックボール付分割キーボードといって、一切手を動かすことなくタイピングもマウス操作もできるしろもの。カスタマイズ性も高くめちゃくちゃ気に入ってるのですが、欠点が1つだけあります。

それは親指が痛くなること。

というのもキーキャップというのは一般的に中央がくぼんでおり、縁の部分が高くなるように作られています。僕が今使っているロープロファイルのキーキャップ、MBK Choc Low-Profile Keycapsもしかり。

こうすることで指へのフィット感を高めてくれているのですが、テンティングした分割キーボードにおける親指だけは別。指を寝かせて外側で押すため、せり上がった部分が常に当たっている状態になります。

これが長時間続くとじんじんしてきて地味に辛いんですよね。ということで今回はこいつを何とかしましょう。

新しいキーキャップ探すことにした

調べてみると、やはり同じ悩みを抱える分割キーボーダーが多いことがわかります。そんな中、彼らがとっている解決策は

• 親指に当たる部分をやすりで削る
• コンベックス(凸型)のキーキャップを使うor作る

のほぼ2択。

簡単なのは前者ですが、見た目も気に入って選んだキーボードで変な跡がついたキーキャップを使うのは忍びない。愛する子にはかわいいままでいてほしいのです。

となると、ちゃんと親指用に設計されたキーキャップを使うに限る。ただ、1から作るための3Dプリンターもそれを扱う知識もありません。素直に買いましょう。

Gravity Keycapsを買った

そうして親指用コンベックスキーキャップ探しの旅に出たのですが、最近の流行りは17mmの狭小タイプ。僕が使っている19mmピッチのものがまじで全然、全くどこにもありません。

そんな中唯一見つけたのがこのGravity Keycaps。自作キーボードを展開するDaily Craft Keyboardさんの製品です。

縁の1辺のみがフラットなっており、他の選択肢がないとはいえ、これこそがまさに親指用キーキャップの理想形といえるでしょう。

というわけで早速購入して付け替えてみました。

じゃじゃん。以前の赤青レッドブルカラーも気に入ってたのですが、モノトーンでシックに決めたこちらもめちゃ気に入りました。

3Dプリンターの製品は積層跡目立って安っぽく見えてしまうものも多いのですが、これは狙って入れたマット加工のようにも見え、むしろいい味を出しています。

そして肝心の打ち心地はというと、一言いうなら最高です。

初日から違和感もなくすっと手になじみ、その後一日中PC作業をしても痛くなりませんでした。毎日触るキーボードのことなのでこの差はでかい。

keyballは親指でレイヤーの切り替えを操作をするため長押しを多用するのですが、これも全く問題ありません。作業効率爆上がり。やりました。

まとめ

ということで今回簡単に言えばキーキャップを変えたよってだけの話でしたね。ただこういった些細な、でも地味に気になる問題をまあいいやと思わず、きちんと解決できたのはよかったです。

こういう積み重ねは大事。着実に作業効率を高めてその分いっぱい遊ぶぞ。

おすすめの品

テンティング用に使ってるスマホスタンド。keyballの裏にそれぞれ貼るだけ。

キーボードの掃除に使ってるエアダスター。吸引もできて便利。

手首が楽になるリストレスト。マグネットで裏面同士をくっつけられるので持ち運びにも便利。