先月出産後の里帰りを終えた妻と子どもが我が家に帰ってきました。ということでついに3人の生活がスタート。それまで周りの方々には「子どもがいると今までの生活ができなくなるよ〜」と散々脅されていました。
しかし、私は最適化の鬼。現状週6で働きながら家事もこなし、当然育児タスクも消化。時々ですが妻にも1人で外出して息抜きする時間を作ってあげれるようになりました。
ということで実際にやってみてわかったこと、やってよかったことを書いておこうと思います。
やっていること
育児をしている家庭で主に必要となるのは大きく分けて以下の3つだと思う。
①:子供をあやす
あやすというとぐずったときの対応だけっぽいけど、それはもちろんのこと、
- 横を向いてクッションが顔を覆うことで窒息する
- 吐き戻したものが喉に詰まり窒息する
- 伸びた爪で顔をひっかいて怪我をする
など、寝ているだけで簡単に窮地に陥る赤ちゃんに常に目を光らせていないといけません。なので、なにか作業するときは夫婦で交互に行い、どちらかがそばにいるようにしています。
なんだかんだ行動が制限されるこれが一番大変かもしれない。見守りカメラの導入を検討中。
あと、通常ギャンしているときは
- オムツが濡れている
- お腹すいた
- 暑い・寒い
- 眠い
らへんが理由っぽいです。なので
- オムツの交換サインが出てる→交換
- 手をチュパチュパしてる→授乳orミルク
- それでもダメ→部屋を暗くしてホワイトノイズを流す
と上から順に試していくと大抵落ち着きます。
夜眠くてぐずっているときはおくるみで包んであげます。我が家ではこの姿をターキーちゃんと呼んでいるのですが、こうしてベッドに転がしておくと大抵そのまま朝まで寝てくれるのでおすすめ。
マジでこのおくるみの巻き方スヤスヤ寝てくれるから最高やわ。 pic.twitter.com/yulGUtP1RI
— 今日も偉いどらちゃん🎐꙳⋆ (@413_Dra) May 7, 2021
②:身の回りの世話
赤ちゃん関係でうちが毎日行っている基本タスクは以下の4つ。
a:ミルク
うちは母乳をあげれるだけあげて、足りない分を粉ミルクで補うスタイル。母乳の方が若干免疫がつきやすいものの、巷で聞く「IQの向上」とか「発達障害になりにくい」ということに関する有力なエビデンスはないようです。
なお、粉ミルクは消化の関係上最低3時間程度は間隔を空けるようにしています。イメージは大人と同じ朝昼夜の3回で、途中お腹が空いてそうなら授乳をしたり、搾乳したやつをあげたりする感じ。
母乳の生成量を増やすために授乳してから足りない分を作るようにしているのですが、最初にどれだけ飲んだのかわかりづらくミルクが余りがち。いい方法あれば教えてください。
b:おむつ交換
オムツは黄色い線が青くなっていたら交換。何回分かは吸収してくれるんですが、かぶれたりしても嫌なのでケチらず変えます。
手順としては
- 平らな場所に寝かせる
- 敷物が汚れないよう新しいおむつをおしりの下に広げる
- つけているのを外して、股をおしりふきで拭く
- 使ったおしりふきと古いおむつを一緒に丸めて捨てる
- 新しいおむつをセット
という流れ。
おむつとおしりふきは各部屋に小分けにして置いておくと便利です。なお、うんちのときはおむつを専用の防臭袋に詰めてから捨てると安心。
c:沐浴
沐浴は毎晩1回。お風呂上がりに身体が冷えたり、乾燥しないようスピードが求められるので常に2人でやっています。
流れは以下の通り。
手順 | 僕 | 妻 |
---|---|---|
1 | ベビーバスにお湯を張る | タオルと着替えを用意する |
2 | 頭を支える | 腕や身体を洗う |
3 | シャンプーをする | 支える |
4 | お風呂から上げる | バスタオルを腕に広げて受け取る |
5 | ベビークリームを全身に塗る | 身体や髪をタオルで拭く |
6 | ドライヤーをかける | 服を着せて綿棒で耳掃除 |
7 | 片付け | 授乳とか |
我が家ではこれが完璧にルーチン化されていて、阿吽の呼吸で動けるようになりました。
となると、今後の課題はワンオペの時にどうするか。1人だとおそらくお風呂から上げる前にどこかにタオルを広げておいて、床が濡れる覚悟でそこまで素早く運ぶとか、別の動きが出てくるはずなのでそこはやりながらブラッシュアップしていきたいと思います。
d:爪切り
赤ちゃんは爪で引っ掻いていつの間にか顔に傷をつくっていたりするのでこまめに短く整えてあげる必要があります。起きている間はもぞもぞ動いて危ないのでお昼寝中か授乳中を狙いましょう。
子供用の爪切りもありますが、甘皮処理用のニッパーが一番手元を見やすく、安心して使えました。なお、ヤスリがけも必ずしてあげましょう。
③:家事
子供の様子を見ながらする家事は難易度が全く違います。特にきついのが水仕事中にギャンされたときで、最初皿洗いしながら片足でバウンサーを揺らしたりしていました。
昔ながらのおんぶ紐が最強説ありそう。こちらも購入検討中です。
やってよかったこと
①:沐浴をキッチンシンク内で行う
うちはベビーバスをシンクに突っ込んで沐浴しているのですが、その方がお風呂場でやるより圧倒的に楽です。比べてみるとこんな感じ。
浴室 | キッチンシンク | |
---|---|---|
親の格好 | 親が裸になって一緒に入る必要がある | 服を着たままできる |
作業 | 洗う役とお風呂上がりのケア役で分担 | 2人で同時に協力できる |
お風呂上がりのケア | 部屋まで移動して行う | 隣のリビングですぐにできる |
最高。
大体夕食後に入れてあげるのですが、沐浴のために皿洗うか、、、ってなるので家事をサボらなくなるというメリットもあります。ベビーバスが狭くなるまではなんとか続けたい。
②:室内でもベビーカーを使う
うちは室内でも基本ベビーカーに乗せています。というのも
- ハイローチェアより動きがスムーズ
- 持ち手が押しやすく、前後の向きも変えられる
- 眠そうなときにシェードで明かりを遮ってあげられる
- 下の荷物入れに枕やティッシュを入れておける
と、ほぼバウンサーやハイローチェアの上位互換だと思っています。
ただし、本来ベビーカーはアスファルトの上を移動するためのもの。うちはたまたま床材が石だったので良かったものの、フローリングの場合は傷がつかないか確かめてから使いましょう。
③:粉ミルクは少量のお湯で溶かし、軟水で割る
粉ミルクを作る時は飲む分だけお湯をいれるのではなく少量で溶かしたあと、水で割って冷ます時間を短縮しています。
赤ちゃんはお腹が空くと容赦なくギャンモードに突入するので、そこのスピード感は非常に重要。おおよそ、お湯3:水7ぐらいで割るとすぐ飲める温度に落ち着くかなというイメージです。
なお、ミネラル分の多い水は腎臓の負担になるらしいので硬度の低い軟水を使っています。ベストは純水や蒸留水ですが、お値段が倍ぐらいするのでそこは妥協。今はコーヒーを淹れるのに買った南アルプスの天然水を流用しています。
④:哺乳瓶は電子レンジで滅菌する
哺乳瓶の滅菌はこちらのケースが便利。
少量の水を入れて電子レンジで5分チンするだけで簡単に滅菌、そのまま保管もできます。最大3本まで同時に入れられて、先端など細かいパーツを別にしまうかごもついています。
ただ、入れっぱなしにしていると滅菌済みかわからなくなるので、終わっていたら付箋を張るとかなにかルールを決めるとよさそう。
⑤:親がたくさん寝て休日は交互に出かける
子育てを楽しめるかどうかを決めるのは間違いなく親の体力とメンタル。ということでめちゃくちゃ寝ましょう。僕は仕事を終えた後のわずかな自由時間を諦めてでも8時間ぐらいは睡眠時間を確保しています。
そのおかげで夜泣きで起きることはあっても子育てがきついと感じたことはないし、休みも週1日ながら毎週交互にワンオペして1人で遊びに出かける時間を作れています。
ただ、それは僕が自宅で事業を営む個人事業主だからこそかも。妻が育休中で2人とも家にいる+僕が仕事の合間に家事をこなせるというこの現状でようやく余裕をもって1人を育てられてるなという実感があります。
妻が復職したり、さらに家族が増えたときは家事をアウトソーシングすることも含めて考えようと思います。
まとめ
子育てはタスクがいっぱいあるのでそれらを最適化してフローを確立していく過程が最高にたのしいなと思いました。
今の日々をあとで振り返ったときにしんどかった思い出にはしたくありません。今後も改善を続けて、時間や体力のゆとりを最大限確保していきたいと思います。
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