前々回の土地購入編、前回の住宅ローン決済編に続きマイホーム購入シリーズ第3段です。
今回はハウスメーカー選び。数多のメーカーから自分たちに合うところを探すのはなかなか大変でした。最終的にはへーベルハウスにしたのですが、どのように考えてその結論にたどり着いたのかをまとめておこうと思います。
ハウスメーカー選び
まず最初に工務店かハウスメーカーのどちらにするかを決めました。それぞれの特徴は、
【工務店】
- 自由な設計で理想を実現しやすい
- 標準仕様が少なく、ほとんどオーダーで仕入れを行う
- そのためやりたいことを詰め込むと金額が上がりやすい
- 規模の小さいところが多く、施工可能な地域が限られる
- お店ごとに得意な設計やコンセプトが異なる
【ハウスメーカー】
- ある程度仕様が決まっており、思い通りにできない部分も多い
- その分大量発注で、質の高い標準品を割安で入れられる
- 保証が長く、メンテナンスなどのアフターサービスも良い
- 施工する下請け業者のクオリティにバラつきが出やすい
- 中間マージンが取られやすい
ざっくりこんな感じ。
小規模な工務店と大手のハウスメーカー、それぞれに良し悪しがあります。ここから自分たちがどうしたいのかを考え、絞っていきましょう。
こちらの要望とか
今回僕たちが求めるのは
- 駅徒歩4分、新宿まで乗り換えなしで20分という理想的な立地なので安心して長く住み続けたい
- 手抜き工事などのトラブルが怖い&対処してる余裕がない
- そのうち地震も来そうだから災害には強くしたい
- 音楽教室をやるので遮音性能も高いほうがいい
- おしゃれな家にしたい
- イメージの共有がしっかりできる営業さんについてもらいたい
というあたり。いい土地が手に入ったこともあり、長期的な安心やメンテナンス性重視です。
また、現状キッチンや床材、壁紙など内装の具体的なところまでイメージできていたわけではありません。そのため、優柔不断な僕たちの背中を押してくれる営業さんの提案力も重要だなと思っていました。
ヘーベルハウスに決めた
これらを考え、工務店よりハウスメーカーの方が合うのではという結論になりました。すでに3社を検討していましたが、その中で最終的にヘーベルハウスに決定。
その理由としては
- 母体(旭化成)が大きく、安心感がある
- モダンなデザインで一番好みに近い
- 床にもへーベル板(ALCという軽量コンクリート)が入っているため、足音が響きにくい
- 災害やシロアリに強く、間取りの自由度も高い軽量鉄骨が選べる
- 構造体は最長60年保証
- 設備関係にも10年の保証がつく
- 金額は死ぬほど高いけど、工務店であれこれオプションつけたら結局同じぐらいになりそう
- メンテナンスにかかる金額も抑えられる
- メリットデメリットの両面をしっかり説明してくれる担当さんで信頼できた
- 自分で図面作って持っていったら、それを元に無駄のない完璧な間取りを提案してくれた
といったところがあります。やはり国内最上位レベルのメーカーと言われるだけあって、総合的にめちゃくちゃレベルが高いなと感じました。
ちなみに「3Dマイホームデザイナー」というソフトでざっくりした希望の間取りを図面におこし、それを営業さんに送ったら、それを超ブラッシュアップして提案してくれました。1手間かかるものの、口で伝えるよりはるかにイメージの共有がしやすく、打ち合わせも短く済むのでおすすめです。
次回予告:ハウスメーカー決定後の流れ
ハウスメーカー決定後は、順次打ち合わせを進めていきます。
- 全体の間取り
- キッチンやお風呂などの設備関係
- 床材や壁紙、照明などの内装
- 最終確認
で流れで期間としては3~4か月。次回はその中身について触れていこうと思います。
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